honor9は中国のスマホメーカーHUAWEIから発売されているフリースマホです。
オクタコアCPUに4GBメモリ、高性能なダブルレンズカメラを搭載している高コスパなスマホです。
honor9の定価は53,800円(税抜)ですが、格安SIMとのセット販売で3万円台と手ごろな価格で購入することもできます。
スペックの高いスマホやダブルレンズカメラを使ってみたいけど高価なハイスペックスマホには手が出ない、という方にも手が届きそうなスマホです。
本記事ではhonor 9の特徴や残念なところをレビュー・評価しています。honor 9の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
honor 9の特徴
まずはhonor 9の特徴や他機種と比べた時のメリットを見ていきましょう。
高いスペックとダブルレンズカメラ搭載
honor 9は高いスペックとダブルレンズカメラを搭載しながら、3万円台でも購入できるコスパの高さが魅力です。
自社開発のオクタコアCPU「Kirin 960」、4GBメモリ、64GBストレージを搭載するなど、基本的なスペックはHUAWEIのハイエンドスマホ「HUAWEI P10」と同じです。
カメラはLeicaコラボではないものの画素数はHUAWEI P10のカメラと同じですし、DSDSや急速充電といった機能にもしっかり対応しています。
これだけ充実したスペック・機能ながら、格安SIMとのセット販売により価格は3万円台と手ごろです。ほぼ同じスペックのHUAWEI P10が55,000~60,000円前後ということを考えるとかなりコスパに優れていると言えます。
スペックやカメラ性能の良いスマホを使いたいけど高価なハイスペックスマホには手が出ないという人におすすめできる機種です。
ダブルレンズカメラはLeicaコラボではないが高性能
honor 9のアウトカメラは1200万画素+2000万画素のダブルレンズカメラとなっています。
Leicaとのコラボではありませんが、画素数やカラーセンサーとモノクロセンサーという組み合わせはHUAWEI P10と同じです。性能は非常に高く、暗所でも美しい写真が撮影できます。
背景をぼかして被写体を際立たせる「ワイドアパーチャ」にももちろん対応しているので、一眼レフのような美しいボケ味の写真も撮影可能です。
ただし、光学式手ブレ補正がついていないので、動画を撮影する場合は手ブレに気を付けましょう。
3D曲面ガラスによる美しいボディ
honor 9の背面ボディは3D曲面ガラスを採用しています。15層ものレイヤーで覆われており、見る角度によって光の輝き方が変化するので、ハイスペックスマホにも負けない独特の高級感があります。
3D曲面ガラスはエッジが緩やかにカーブを描いているので、手にしっかりフィットして持ちやすい点もメリットです。
指紋認証センサーが前面に移動
honor 9は本体前面に指紋認証センサーを搭載しています。これまでのHUAWEIのスマホは指紋認証には対応していましたが、センサーは背面にあるものばかりでした。
センサーが背面にあると片手で持つ際に指紋認証がしやすいですが、机などに置いている場合はわざわざ持ちあげないと指紋認証ができないというデメリットがあります。
honor 9はセンサーが前面に移動したので、机に置いたままでも指紋認証ができます。好みもあるかもしれませんが、基本的には前面にあるほうが使い勝手が良さそうです。
指紋認証の精度も非常に高く、継続的に学習して使用するたびに精度と速度が向上します。
DSDSに対応
honor 9は2枚のSIMカードを同時に待ち受けできる「DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)」に対応しています。
DSDS対応の機種自体は種類が増えていますが、DSDSに対応しているのは価格が高いハイエンドスマホであることが多いです。
honor 9の残念なところ
高いコストパフォーマンスを誇るミドルハイクラスのhonor9ですが、いくつか残念な点も見られます。
au系格安SIMでは利用できない
honor 9はドコモとソフトバンクの幅広い周波数帯に対応しており、ドコモ系およびソフトバンク系の格安SIMなら問題なく使えます。
しかし、auについては対応している周波数帯が少なく、3G回線のCDMA2000もau VoLTEにも対応していません。したがって、honor9はau系格安SIMでは利用できません。
どうしてもau系の格安SIMを利用したい場合はau VOLTEに対応している他のSIMフリースマホを使うようにしましょう。
honor 9のスペック
最後にhonor 9のスペックをおさらいしておきましょう。
カラー | サファイアブルー、グレイシアグレー、ミッドナイトブラック(楽天モバイル専用) |
サイズ | 70.9mm×147.3mm×7.45mm |
重さ | 約155g |
OS | Android 7.0 |
ディスプレイ | 約5.15インチ, IPS, 1920×1080 |
CPU | HUAWEI Kirin 960 オクタコア (4 x 2.4 GHz A73 + 4 x 1.8 GHz A53) |
メモリ | RAM:4GB / ROM:64GB |
カメラ | アウトカメラ:1200万画素+2000万画素
インカメラ:800万画素 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 |
バッテリー | 3,200mAh |
honor 9のスペックはミドルハイクラスに位置付けられます。
Kirin 960はHUAWEIが独自開発しているオクタコアCPUです。最新のHUAWEI端末に搭載されている「Kirin 970」より1つ古いCPUですが比較的スペックは高く、3Dゲームなども問題なくプレイできます。
RAM4GB、ROM64GBもミドルハイクラスとしては十分すぎる容量です。よほどヘビーな使い方をしなければ、RAMもROMも使い切ることはないでしょう。
これだけのスペックを持つスマホが3万円台で購入できるのは魅力ですね。
手ごろな価格でダブルレンズカメラを使いたい人に!
今回はhonor9のレビュー・評価を紹介しました。
honor9はHUAWEIのハイスペックスマホ「HUAWEI P10」とほぼ同じスペックながら価格は3万円台で購入することもできます。
この価格でハイエンドのオクタコアCPUとダブルレンズカメラを搭載し、DSDSにも対応するなどコスパに優れています。とくにダブルレンズカメラはLeicaではないものの、ハイスペックスマホに引けを取らないクオリティです。
手ごろな価格で高性能なダブルレンズカメラを使ってみたいという人におすすめの1台です。
honor9を端末セットで買える格安SIM会社は?
最後にhonor9を端末と格安SIMのセットで購入できる格安SIM会社をご紹介します。
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楽天モバイルではhonor9はSIMセットの端末価格は定価の53,800円(税別)になります。
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