新しいiPhone 8がリリースへの乗り換えを検討している方や、
11月に発売されるiPhone X(TEN)を待ち望んでいる方も少なくないのではないでしょうか。
しかしこのiPhone 8。
もしauで機種変更を検討している方には注意すべき点があることがわかりました。
事の発端はこの記事。
KDDIは、22日発売の「iPhone 8/8 Plus」以降のiPhoneシリーズに対し、3G(CDMA2000)網のサービスを提供しないと明らかにした。auの新iPhoneは、国内では音声通信・通信ともにLTEのみの対応となる。
参照:http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1709/20/news088.html
つまり注意すべきはこの2点です。
- auが提供するiPhone 8,iPhone 8 Plus,iPhone Xはauの3G回線で使えない。
- 現在auで契約中ユーザーがiPhone 8へ機種変更する場合、通信SIMの再契約が必要になる可能性がある。(再契約には3,000円必要)
本記事ではこの2点について説明していきます。
au版iPhone 8は、以降の機種では3G回線の提供外。 機種変更前に生活圏の通信環境の再確認を。
auの3G回線は、docomo・SoftBankとは異なる独自規格を採用していますが、
au自身がこの独自規格からの脱却を図るべく、新しいiPhone 8・iPhone 8 Plus及びiPhone Xではサポートから外した、と考えられます。
auのiPhone 8・iPhone 8 Plus及びiPhone XではLTE・VoLTEを利用しますが、
このVoLTEエリアの拡大に力を入れていることから、3G回線は不要と判断をしたのかもしれません。
しかし、事実まだまだ日本国内には、4G回線やLTE回線が繋がりにくいエリアが存在しています。
もし3G回線エリアがメインの生活圏にある場合には、auでの購入前に、ご自身の生活圏の電波状況をウェブサイトで確認してみましょう。
もしもauの4G圏ではない場合でiPhone 8への機種変更を検討している場合には、
他のキャリアへの乗り換えも視野に入れた検討をおすすめします。
ちなみにdocomo,SoftBankでは、3G回線に関する注釈が存在しないため、現在それぞれのキャリアを利用中であれば
通信エリアについての懸案は必要ないと判断できそうです。
オンラインでの各社電波状況確認方法はこちらです。
auのサービスエリアマップ
docomoのサービスエリアマップ
SoftBankのサービスエリアマップ
SIMの再契約が必要で、再契約には3000円の契約事務手数料がかかる
現在auのスマホを利用している人で、au版のiPhoneへの機種変更を検討している方の一部は、
同じauでの契約にもかかわらず、現在のSIMが使えなくなる事がわかりました。
「au VoLTE専用」(au 3Gに非対応)の新しいSIMカードへの交換という位置づけになるため、
ウェブサイト上または店舗で契約する場合に「回線の乗り換え手続き」が必要になります。
参照:https://www.au.com/support/faq/view.k20000001311/
auの旧iPhoneから新iPhoneへの機種変更時の「回線の乗り換え手続き」では、
3G契約からVoLTE契約への機種変更という扱いになるため手数料が3000円かかります。
また、au VoLTE専用のAndroidスマホから新しいiPhoneへ機種変更した場合、手数料は2000円となります。
参照:https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlocked/
機種変更の際にかかる機種変更手数料がかかります。
これについては各社ほぼ一律と考えてよいでしょう。
auの機種変更契約手数料
参照:https://www.au.com/mobile/information/contract/#anc01
参照:https://www.au.com/iphone/charge/price-8/?bid=we-com-autoppr-0182
docomoの機種変更契約手数料
参照:https://www.nttdocomo.co.jp/iphone/purchase/switch/?icid=CRP_iP_occur_switch
SoftBankの機種変更契約手数料
参考:https://www.softbank.jp/shop/buy/fee/
auで機種変更の場合には、以上の点を検討材料として考慮し、後悔のないスマホライフをお過ごしください。