ひとつのMVNOキャリアでドコモとauの回線2つを自由に選んで利用する事ができると人気のmineoですが、そんな選択肢の豊富さから利用している期間が長ければ長いほどSIMカードを変更する機会も多くなってくるでしょう。
今回はそんな場面でも困らないようにmineoでSIMカードを変更する時の基礎知識や、具体的な注意点を紹介していきます。
mineoでSIMカードを変更するのはどんな時?
mineoを利用していてSIMカードを変更しなければいけないタイミングは大きく分けて5種類に分けられます。
1つ目はSIMカードのサイズを変更したい時で、SIMカードを変更するタイミングとしては基本中の基本です。
格安SIMやSIMフリースマートフォンに不慣れな方にとってはあまり馴染みがないかもしれませんがSIMカードのサイズの違いは、現在主流になっているものの中で大きく2つに分けてnanoSIMとmicroSIMがありサイズが違うと端末に挿すことが出来ません。
2つ目のタイミングはauの回線とドコモの回線を切り替えたい時です。
実はmineoのau回線とドコモの回線を比較しても結構細かい部分に違いがあり、利用しているエリアや端末によってプランの変更をする以外にも通信の微妙な仕様の違いなどによってSIMカードを変更する方がいます。
例えばauの回線にだけ3日で6GBまでの通信という短期制限が付いていて、一日当たりで通信するデータ量が非常に多い方にとってはドコモプランに変更した方が良いケースなどがあります。
3つ目はシングルタイプ(データ通信用SIM)とデュアルタイプ(通話機能付きSIM)の切り替えがしたい時で、これは単純に通話をするかどうかの違いです。
スマートフォン利用者の中でも段々と通話機能そのものが無かったとしても困らないユーザーが増えており、SMS機能だけを付けてシングルタイプのデータSIMに変更する方や完全に割り切ってデータ通信のみにする使い方も一部で人気です。
4つ目はドコモのシングルタイプ(データ通信用SIM)にSMS機能を付けたい時で、少し特殊なケースになります。
実はauプランで契約したデータSIMの場合はSMSを利用するにあたって追加料金もかからずマイページで申し込みをするだけでSMSの利用を始められるのですが、ドコモプランは後々変更すると少し手間がかかります。
mineoのドコモプランではシングルタイプにSMSを付ける場合、月額120円の追加料金が発生するのでデータSIMを契約する時になんとなく付けずに契約する方がいますが、実はドコモプランの場合はSIMカードを変更しないとSMSの機能を付けられません。
月額120円を節約するつもりがSIMカード変更手数料で2000円かかってしまう悲しい例です。
5つ目はauの回線でVoLTE対応と非対応を切り替えたい時です、auのSIMカードはVoLTE対応と非対応で種類が分かれていて機種によってはサイズが同じでもSIMカードを変更しないといけない場合はあります。