「mineo(マイネオ)ってSIMカードの追加は可能?」
「既存eoIDと新規eoID、どちらでSIM追加をすべき?」
今回はmineo(マイネオ)の“SIM追加”について解説していきます。
結論からいうと、mineo(マイネオ)ではSIMカードの追加が可能です。ただし既存eoIDと新規eoIDの2つの方法があり、どちらもメリットとデメリットがあります。
その点も含めて詳しい解説をみていきましょう!
mineo(マイネオ)でSIMカードを追加する方法
mineo(マイネオ)ではSIMカードを追加するのに「既存のeoID」と「新規のeoID」のどちらかを利用する方法があります。
どちらにも良いところと悪いところがあるので、ぜひ自分にピッタリな方法をチョイスしてください。
既存のeoIDでSIMカードを追加する
mineo(マイネオ)でSIMカードを追加する方法のひとつが「既存のeoIDでおこなう」です。
mineo(マイネオ)では“eoID”という個人個人のアカウントがあり、あなたの現在のSIMカードもeoIDで管理されています。
ですので、新しくSIMカードを追加するときは「どのeoIDからおこなうか?」が重要になっており、そのひとつが今持っているアカウントで追加する方法なのです。
一見、どちらでも良さそうに思えますがmineo(マイネオ)ではeoIDが既存のものか新規のものかで、使いごこちがグッと変わります。
もしあなたが出来るだけ快適にSIMカードを使いたいなら「既存のeoIDでSIMカードを追加」を選びましょう。
理由は後述しますが、新規eoIDで追加してしまうといくつか出来ないことがあるからです。
新規のeoIDでSIMカードを追加する
mineo(マイネオ)でSIMカードを追加するもうひとつの方法が「新規のeoIDでおこなう」です。
eoIDはメールアドレスさえ違えば同じ名義、住所で登録できます。
mineo(マイネオ)のユーザー管理はこのeoIDでおこなわれるので、別々のeoIDは違う人のように扱われます。
ですので、同一名義でもパケットシェアが出来なかったりと、いくつかのデメリットがあるワケです。
こちらもメリットとデメリットがあるので、後述する内容からどちらがあなたにピッタリなSIMカード追加方法かを判断していきましょう。
mineo(マイネオ)のSIMカード追加は手数料がかかる
mineo(マイネオ)ではSIMカードを追加するとき、同一回線内ではなく新しい回線となります。
ほかの格安SIMなら同一回線内でのSIMカード追加が可能なサービスもありますが、mineo(マイネオ)はできません。
ですので、回線を増やす際にどうしても手数料がかかります。
時期によっては手数料を相殺できるキャンペーンがおこなわれている場合があるので、ぜひmineo(マイネオ)公式ページをチェックしてみてください。
既存のeoIDでSIMカードを追加するメリットとデメリット
まずは既存のeoIDでSIMカードを追加するメリットとデメリットを確認していきましょう。
基本的にはこちらの方法をおすすめします。
メリット①「パケットシェアが使える」
既存のeoIDでSIMカードを追加する1つ目のメリットは「パケットシェアが使えること」です。
mineo(マイネオ)ではパケットシェアという、同一eoID内の違うSIMカードでパケットを共有できるサービスがあります。
たとえば、あなたがスマホとタブレットにそれぞれSIMカードをさしていたとしましょう。
たまたまタブレットばかり使ってしまい残り0GBになりました。スマホ側には5GBのパケットが残っています。
この場合、同一eoID内の端末同士ならパケットを共有できるワケです。
ただし、ひとつ「共有できるのは翌月から」という点には気をつけましょう。
ずっと利用していると気になりませんが、新しくmineo(マイネオ)と契約した初月はまだ共有できるパケットがありません。
最短でも2ヶ月目から端末同士でパケット共有がはじまります。
ですので、なるべく多くのパケットを共有できる状態にしておきたいなら、あえてデータ容量を大きめのものにしておきましょう。
mineo(マイネオ)では最大1ヶ月先までパケットを繰り越せます。繰り越せるデータ量に制限はありません。
余裕をもって使いたいなら、どちらかの端末に大きめのパケットを設定しておきましょう。
既存のeoIDで追加するメリット②「複数回線割引が適用される」
既存のeoIDでSIMカードを追加する2つ目のメリットは「複数回線割引が適用されること」です。
mineo(マイネオ)の複数回線割引とは、同じ契約者が複数の回線をもったときに適用される割引です。1つの利用回線あたり50円/月の割引が受けられます。
ですので、あなたがスマホとタブレットに既存のeoIDでSIMカードを追加した場合、どちらの回線にも「-50円/月」が適用されるワケです。
複数回線割引は最大5回線までで、申し込みは不要。あなたから何かするまでもなく、50円/月割引がはじまるのでとっても便利です。
既存のeoIDで追加するメリット③「管理がカンタン」
既存のeoIDでSIMカードを追加する3つ目のメリットは「管理がカンタンなこと」です。
mineo(マイネオ)を利用する上で、eoIDが別々だと何かと面倒があります。
たとえば、利用しているSIMカードのマイページにはeoIDでログインします。このとき別々のeoIDでは、それぞれメールアドレスを打ち込まなければいけません。
もう片方にログインしたいなら、今見ているマイページからわざわざ離れてログインし直す必要があります。
格安SIMでは契約情報の確認やプランの変更など、マイページの利用が多くなります。
ですので、いちいちログインIDを別々にすると管理がややこしくなるでしょう。マイページには頻繁にログインするので、既存のeoIDでSIMカードを追加するほうが楽チンです。
またSIMカードを追加する際の注文が楽な点も見逃せません。
既存のeoIDで追加するデメリット①「パケットギフトが使えない」
既存のeoIDでSIMカードを追加する唯一のデメリットは「パケットギフトが使えないこと」です。
後述する新規のeoIDでSIMカードを追加する方法だと、パケットギフトという機能が利用できます。
これは他人同士でパケットをプレゼントできる機能のことで、eoIDが異なっている必要があるワケです。
たとえば、eoIDが異なる家族同士や友達同士ではパケットシェアはできませんが、パケットギフトを使うと分け与えることができます。
詳しくは“新規のeoIDのメリット①”をご覧ください。
新規のeoIDでSIMカードを追加するメリットとデメリット
続いて、新規のeoIDでSIMカードを追加するメリットとデメリットをチェックしていきましょう。
こちらの方法はどちらかというと格安SIMに慣れている人向けです。メリットはありますが少しややこしさもあるので、格安SIM初心者にはおすすめしません。
新規のeoIDで追加するメリット①「パケットギフトが使える」
新規のeoIDでSIMカードを追加する1つ目のメリットは「パケットギフトが使えること」です。
既存のeoIDでのSIMカードだと“パケットシェア”が使えましたが、新規のeoIDだと“パケットギフト”が利用できます。
パケットギフトとは自分のパケットを誰かにプレゼントできるサービスです。利用料金は無料で、特別な登録は必要ありません。
mineoアプリやマイページから、好きな相手にカンタンにパケットを贈れます。
mineoアプリからだと「LINE」「メール」でパケットが贈れるので、とってもお手軽ですね。
どちらかというとパケットシェアよりも汎用性が高いので、こちらを好むユーザーもいます。
また、パケットシェアでは2ヶ月先への繰り越しができません(繰り越しは翌月まで)。
一方、パケットギフトは相手にあげたり、もらったりとキャッチボールができるので、実質繰り越し期限がありません。
今後何かしらルールができるかもしれませんが、現状はパケットをキャッチボールして期限を伸ばす裏技が有効です。
新規のeoIDで追加するメリット②「家族割引が適用される」
新規のeoIDでSIMカードを追加する2つ目のメリットは「家族割引が適用されること」です。
既存のeoIDだと「複数回線割引」がありましたが、新規のeoIDには「家族割引」が適用されます。
mineo(マイネオ)の家族割引は主回線も副回線も同じく「50円/月」が適用されます。
ただし1つのeoIDの中で家族割引が適用されるのは最大1回線までなので、注意してください。
たとえば、あなたが3つの端末にそれぞれmineo(マイネオ)のSIMカードをさし、1端末と2端末でeoIDを分けていたとします。
このとき2端末のeoIDで家族割引が適用されるのは1つのみです。
新規のeoIDで追加するデメリット「管理に手間がかかる」
新規のeoIDでSIMカードを追加するデメリットは「管理に手間がかかること」です。
既存のeoIDで複数のSIMカードを利用する場合と異なり、別々のeoIDを使うと管理に手間がかかります。
まずmineo(マイネオ)のマイページへは、別々のユーザーとしてのログインしなければいけません。
同一eoIDならマイページ内からボタンひとつでそれぞれの情報がみられます。
「あとどれくらいパケットが残っているか……」は頻繁にみるので、いちいち別々にログインする手間はイメージよりも面倒でしょう。
ですので、できるだけ手間を省くなら“新規のeoID”よりも“既存のeoID”でSIMカードを追加してください。
まとめ
ここまでmineo(マイネオ)のSIMカード追加について、
・SIMカードを追加する2つの方法
・既存eoIDでSIMを追加するメリットとデメリット
・新規eoIDでSIMを追加するメリットとデメリット
を紹介してきました。
mineo(マイネオ)ではSIMカードを追加する方法が2種類あります。
どちらにも良し悪しがあるので、ぜひご自身にピッタリな方法を選んでください。
もし特別なこだわりがなければ「既存eoIDでのSIMカード追加」をおすすめします。