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ZenFone 4 Maxレビュー。大容量バッテリーと高いコストパフォーマンスが魅力

Android

ZenFone 4 Maxは台湾のスマホメーカー「ASUS」から発売されているSIMフリースマホです。

バッテリーを重視する「ZenFone Max」シリーズの最新モデルで、他機種を圧倒する大容量バッテリーを搭載しています。トリプルスロット仕様やau VoLTEに対応するなど機能が充実しており、コスパも高いです。

本記事ではZenFone 4 Maxの特徴や残念なところをレビュー・評価しています。ZenFone 4 Maxの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

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ZenFone 4 Maxの特徴

まずはZenFone 4 Maxの特徴や他のスマホと比べた際のメリットを見ていきましょう。

4,100mAhの大容量バッテリーを搭載

ZenFone 4 Max最大の特徴が4,100mAhという大容量バッテリーを搭載していることです。

一般的に5.2インチのスマホのバッテリーは2,000mAh後半~3,000mAh前後であることがほとんどです。ZenFone 4 Maxは5.2インチのスマホですがそれらよりもバッテリーの容量が圧倒的に多いので、電池持ちが非常に良いです。

連続待ち受け時間は驚異の37日間、音声通話は約32時間、音楽再生は約101時間も連続で利用できます。もちろん実際どれくらいバッテリーが持つかは使い方によりますが、これなら丸1日は充電せずに使えますね。

さらに、他のスマホやタブレットなどを充電できる「リバースチャージ機能」にも対応しています。モバイルバッテリーのように使えるので、2台持ちをする人にもおすすめです。

トリプルスロット仕様によりDSDSとmicroSDが併用できる

ZenFone 4 Maxは2つのSIMカードスロットとは別にmicroSDカードスロットが搭載されている、いわゆる「トリプルスロット仕様」になっています。

トリプルスロット仕様の何がうれしいかというと、2枚のSIMカードを同時に待ち受ける「DSDS」とmcroSDカードが併用できるからです。

一般的なDSDS対応スマホでは2枚目のSIMカードスロットがmicroSDカードスロットを兼ねています。そのため、DSDSを利用するとmicroSDカードスロットが埋まり、microSDカードが使えなくなってしまいます。

トリプルスロット仕様のZenFone 4 MaxならDSDSを利用してもmicroSDカードスロットが別に用意されているので、DSDSとmicroSDカードの併用が可能です。

DSDS対応機種は増えていますが、トリプルスロット仕様のスマホは数が少ないです。ZenFone 4 MaxはDSDSとmicroSDカードを併用したい人にとっては貴重なスマホと言えます。

au VoLTE対応なのでau系の格安SIMでも使える

ZenFone 4 Maxは発売後のアップデートでau VoLTEに対応しました。そのため、au系の格安SIMでも使うことができます。

au系の格安SIMで使えるSIMフリースマホは種類が限られているので貴重です。しかもZenFone 4 MaxはDSDSにも対応しているので、ドコモ系の格安SIMとau系の格安SIMを同時に使う、といったことも可能です。

au系の格安SIMを活用したい人にもおすすめです。

高いコストパフォーマンス

ZenFone 4 Maxはコストパフォーマンスが非常に高いスマホです。

ミドルクラスのオクタコアCPUと3GBメモリを搭載し、サクサクと動作します。3Dゲームなど負荷の大きいアプリは難しいですが、普段使いであれば問題ないスペックです。

そして、大容量バッテリー、トリプルスロット、au VoLTE対応という他のスマホにはあまりない特徴も持っています。

これだけ充実していながら価格は24,000円前後とリーズナブルです。スペックだけならもっと高いスマホもありますが、この価格で大容量バッテリーやトリプルスロットまで備えているスマホはかなり希少です。

ZenFone 4 Maxの残念なところ

低価格ながら他のスマホにはない機能を数多く持つZenFone 4 Maxですが、いくつか残念なところもあります。

ディスプレイの解像度が低い

ZenFone 4 Maxのディスプレイは解像度がHD、つまり「1280×720」と低いです。前モデルであるZenFone 3 Maxの解像度がフルHDの1920×1280なので、ZenFone 4 MaxでもフルHDにして欲しかったですね。

ただし、解像度が下がればそれだけ消費電力も少なくなるので、バッテリー重視モデルとしてはむしろ低くなって良かったのかもしれません。

普通に使う分ではHDでもフルHDでもそこまで差はないので、とにかくバッテリー持ちを重視したいという人であれば問題にならないでしょう。

逆にディスプレイ解像度にこだわりがある人は要注意です。

デュアルレンズカメラだが性能はあまり良くない

ZenFone 4 Maxのアウトカメラは1300万画素+500万画素のデュアルレンズカメラになっています。

デュアルレンズカメラを搭載するスマホは増えつつありますが、20,000円台のスマホで搭載しているのは珍しいです。

ただし価格が安い分、性能はあまりよくありません。とくに夕方や薄暗い場所で撮影すると画質が悪いです。

メモ代わりに写真を撮るくらいなら問題ありませんがSNSにアップする、旅行で記念に写真を撮る、といった用途に使うならもう少しカメラ性能の良いスマホを購入したほうがよいでしょう。

ZenFone 4 Maxのスペック

最後にZenFone 4 Maxのスペックをまとめておきます。

カラー ネイビーブラック、サンライトゴールド、ローズピンク
サイズ 約73.3mm×約150.5mm×約8.7mm
重さ 約156g
OS Android 7.1.1
ディスプレイ 約5.2インチ, 1280×720
CPU Qualcomm Snapdragon 430 (オクタコアCPU)
メモリ RAM:3GB / ROM:32GB
カメラ アウトカメラ:1300万画素+500万画素

インカメラ:800万画素

Wi-Fi IEEE802.11 b/g/n
Bluetooth 4.2
バッテリー 4,100mAh

ZenFone 4 Maxのスペックはミドルクラスで、普段使いであれば十分なレベルです。

細かい所を見るとディスプレイの解像度が低かったり、対応しているWi-Fi規格が少ないなどデメリットもあります。しかし、よほどこだわる人でなければ問題ないでしょう。

むしろこのスペックのスマホが24,000円前後で購入できるならかなり安いと思います。

大容量バッテリーとトリプルスロットが特徴の高コスパモデル!

今回はZenFone 4 Maxのレビュー・評価を紹介しました。

ZenFone 4 Maxは他のスマホを圧倒する大容量のバッテリーと、DSDSとmicroSDカードが併用できるトリプルスロット仕様が特徴です。どちらも他機種にはあまり見られない、本機種ならではの特徴です。

スペックもオクタコアCPUに3GBメモリを搭載するなど標準以上の性能で、普段使いであれば全く問題ありません。

これだけの多彩な機能とスペックを持ちながら価格は24,000円前後なので、コストパフォーマンスは非常に高いです。

バッテリーを重視する人、DSDSとmicroSDカードを併用したい人はもちろん、コスパを重視する幅広い人にもおすすめです。

ZenFone 4 Maxを端末セットで購入できる格安SIM会社は?

最後にZenFone 4 Maxを端末と格安SIMのセットで購入できる格安SIM会社を紹介します。価格は記事執筆時点のものです。最新の価格は各公式サイトでチェック!

  • mineoでは端末一括19,800円、分割825円/月×24か月でZenFone 4 Maxで購入できます。(いずれも税抜価格)
  • 楽天モバイルでは通話SIMでZenFone 4 Maxを申し込むと端末一括9,250円(税別)、分割払いだと月416円+分割手数料で購入できるキャンペーン中!かなりお得ですね。
  • IIJmioでは端末セットだけでなく端末のみの購入も可能(IIJmio会員の方)
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