MVNO系の格安SIMの中でも比較的評判が高く、全体的に契約内容が分かりやすく良心的なのがmineoです。
解約にあたっての費用が音声SIMやデータ通信用SIMでも変わらず無料に設定されていたり、家族や個人での複数台の契約で格安SIMの中では珍しい家族割引が適用されたりなにかとユーザー目線でサービスを運営している評判のあるmineoですが具体的にはどんなサービスなのでしょうか?
ここではmineoの基本的なサービスをmineoの契約を検討されている方に向けて紹介していきます。
【評判1】mineoの料金プランについて
まずはmineoの基本的な料金プランの内容を見ていきましょう。
mineoの評判として良く耳にする部分ですが、mineoは格安SIMと呼ばれるMVNO(仮想移動体通信事業者)の中では珍しく利用できる元の通信事業者がドコモとauの2つから選べるようになっています。
そこからmineoの料金プランは「auプラン(Aプラン)」と「ドコモプラン(Dプラン)」の2つが提供されています。
それぞれの料金プランがこちらです。
【mineoの「auプラン(Aプラン)」の料金表】
【mineoの「ドコモプラン(Dプラン)」の料金表】
シングルタイプ(データ通信のみ)の料金プランについてはどちらも月額料金に変わりはありませんが、デュアルタイプ(データ通信+音声通話)の料金プランについては「auプラン(Aプラン)」の方が90円安く料金が設定されています。
その他に共通している部分として通話料金は基本サービスの中に無料通話などは入っておらず30秒につき20円、基本データ容量1GBでの契約は、契約した初月のデータ通信量が1GB追加された状態で利用する事ができます。
通話を良くされる方にはmineoの場合、専用アプリで通話をする「mineoでんわサービス」の評判が良いです。
利用しているスマートフォンに専用のアプリをインストールして、そこから通話をする事で通話料を半額にしたり、定額の10分間かけ放題を適用させる事が出来ます。
【評判2】mineoはいつ解約しても手数料が無料!
他社のMVNO系格安SIMと比べて非常に良心的だと評判になるのがmineoの解約手数料です。
一般的にシングルタイプのデータ通信用SIMであれば基本的にどこでも解約手数料が発生する事がありませんが、評判に挙がるのが音声通話機能のついたデュアルタイプの契約であっても解約については2年縛りどころか1年間以内の解約についても解約手数料が発生しないという契約内容です。
新しい通信事業者で新規契約をする時、通信品質について不安があったり、そもそも大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)しか使ったことのない方であれば「そもそも格安SIMって悪い評判も聞くけど大丈夫なの?」と不安に感じる方もいると思いますが、解約手数料がないためmineoであれば評判を踏まえた上で気軽に実際の通信品質を試すことが出来ます。
ただし、MNP転出をする場合は手数料が発生するので注意が必要です。
MNP転出をする場合の手数料も2000円とそこまで高額に設定されているわけではありませんが、一年以内に他社の格安SIMや大手3キャリアへMNPをする場合は11500円の手数料が発生するので気を付けましょう。
【評判3】mineoは複数契約と家族での契約で割引サービスが使えてお得!
mineoは元々の月額料金もリーズナブルですが、一人で複数のSIMカードを契約したり、家族みんなでmineoを利用すると更にSIMカード一枚あたり50円の割引が適用され、お得だと評判です。
mineoを契約すると利用するためのユーザーIDとして「eoID」が取得できます。
同一の「eoID」で複数のSIMカードを契約する事で自動的に適用される割引が「複数回線割引」です。
1つの「eoID」につき最大5回線までが割引されるものなので、mineoのSIMカードを個人でスマホ用の音声SIMとタブレット用のデータSIMなど、複数使う予定なら割引が適用されなくなるのを防ぐために契約ごとに「eoID」を分けてしまわないよう注意してください。
そして複数回線割引とは別に「eoID」は別々でもmineoが条件としている家族関係に当てはまる場合は「家族割引」を適用させることが出来ます。
こちらも割引できる最大回線数は5回線までとなっていますが、よく評判になるのは家族関係を証明するための条件が他社と比べても緩やかな指定になっている事です。
主回線から三親等までが家族割引の対象となっていて、住所が違う遠方の家族や同姓でない場合も割引の対象となるため他社と比べて非常に割引が組みやすいと評判です。
家族割引を利用する場合は「申込みが必要」なので契約後に忘れずにmineoのマイページから申し込み手続きを行いましょう。
【評判4】mineoは通信容量が分け合える!
mineoで評判になりやすい特徴的なサービスの一つに「通信容量のやり取り(シェア)をmineoユーザー同士で行える」というサービスがあり、良く評判に挙がります。
大手キャリアのドコモのような特定の家族グループでデータ容量を共有するような契約内容ではなくmineoユーザー同士がeoIDを使って月間データ通信量をやり取りするができます。
知人同士で余らせてしまったパケットを通信制限がかかってしまった身近な人に分け合うような使い方も出来ますし、インターネット上で見ず知らずのmineoユーザーから通信量のやり取りをするような使い方も可能です。
通信量は毎月定額で一定の量使えるような契約にすると慢性的に使い切ってしまう方もいますが、一方で念のため3GBの契約にしているがいつも使い切らず繰り越しているという方も多いと思います。
通常であれば通信制限がかかってしまえば速度回復のための追加料金が必要になりますし、通信量を使い切らなかった場合は通信量を繰り越したとしても慢性的に貯まり続けて無駄にしてしまいますが、そんな無駄をmineoユーザー全体で解消するサービスが「フリータンク」です。
mineo特有のサービスなので良く評判にあがるものではありますがユーザー全体がサービスを良好な状態で使えるようなコミュニティ感の強いサービスで利用していて非常に楽しさを感じるものになっていて評判が高いです。
mineoのユーザーサイト「マイネ王」の中にフリータンクのページが用意されていて、毎分ごとにパケットの引き出しとフリータンクへのパケット追加で活発にコメントが記入されているのが分かります。
ちなみに実際のフリータンク内のデータ通信量がこちらです。
何気なくサイトに訪問して容量を確認しただけですが、その時点でフリータンク内の通信容量が70000GBを超えています。
だからと言って一人のユーザーが貯蔵された通信量を自由に制限なく使えるわけではありませんがmineoユーザー同士が積極的にフリータンクを利用している証拠になると思います。
mineoは客観的な評判より、ユーザー同士がコミュニティで繋がれる事が素晴らしい!
mineoは比較的ユーザー目線でサービスが改善され続けていると冒頭で紹介しましたが、その中でも大きな評判の種になっているのはmineoユーザーのためのコミュニティである「マイネ王」の存在が強くあります。
もし、mineoの新規契約を検討されているのであればまずはmineoのコミュニティサイトから利用者の生の声を確認してみてはいかがでしょうか?