「格安SIMってイメージと違うかも……使う前に調べればよかった!」
格安SIMはとってもお得に使える、素晴らしいサービスです。
ですが、3大キャリアと比べて“コレは出来ない……”というポイントもあるんですね。
価格的に仕方ない部分はどうしてもあります。これを知らないまま、3大キャリアから乗り換えすると、後悔するかもしれません。
だからこそ今から格安SIMに乗り換えるアナタのために、
・6つのメリット
・5つのデメリット
・7つのおすすめ格安SIM会社
をわかりやすくまとめました。
格安SIMはニーズにハマれば素晴らしいサービスです。節約効果から、アナタの生活をガラッと変えるパワーまであります。
ではさっそく、今までたくさん後悔したからわかる「格安SIMに乗り換えるコツ」を、メリットとデメリットにわけて解説します。
乗り換えに失敗しないよう、この記事を格安SIMへ“乗り換える前”にご覧ください!
絶対に知っておきたい!格安SIM“6つのメリット”
ここからは、格安SIMの6つのメリットをみていきます。
3大キャリアにはない、ユーザーファーストの素敵なメリットです。ぜひ、この6つをしっかり抑えて乗り換えを検討してください。
ではさっそく、格安SIMの6つのメリットをみていきましょう!
【格安SIMのメリット①】とにかく安い!料金プランのお得さ
格安SIMに乗り換えするメリットで、もっとも体感できるのが“料金の安さ”でしょう。
格安SIM会社やプランによりますが、3大キャリアと比べると半額かそれ以下になる人が多いです。
月8000円なら4000円、6000円なら3000円、またはそれよりも安くなります。
1000円や2000円しか安くならないケースはほどんどなく、だいたいインパクトある節約ができます!
たとえば、ソフトバンクの平均的な月額料金は6000〜8000円ほどでしょう。人によっては10000円以上払っているかもしれません。
これを人気格安SIM“DMM mobile”に変えるだけで、3000円以下に抑えられます。わかりやすいように“端末代金”を抜いた“通信代金”だけの比較表を見てみましょう。
|
月1GBプラン |
月2GBプラン |
ソフトバンク |
3980円 |
5980円 |
DMM mobile |
1260円 |
1380円 |
一目でわかる価格差ですね。なんと約3000〜4000円もの差がついています。
これは料金プランを工夫したり、データ容量を少なくしたから“安い”のではありません。格安SIMそもそもがとても安いからです。
その分、サービス面での手厚さやキャリアメールなどは若干妥協しなくてはいけません。
ですが、それを差し引いてもなお感じる“お得感”。格安SIM最大のメリットはここにあります。
すぐに料金詳細を知りたい方は、後述する「おすすめの格安SIM会社7選」から公式ホームページをご覧ください!
【格安SIMのメリット②】スマホを再利用すればさらに安くなる!
格安SIMは端末の持ち込みOKです。
結論から言うと、手持ちのスマホを再利用することで、月に“2000〜4000円”ほど追加での節約ができます。今の月額料金が6000円なら、“3000円以下”になるワケですね。
一方、3大キャリアだとこの節約ワザが使えません。この点はキャリアユーザーにとってストレスがたまるポイントでしょう。では、このカラクリをカンタンに見ていきましょう。
基本的に、格安SIMとの契約は“SIMカードのみ”です。端末とのセット販売もありますが、“SIMカードのみ”が一番安くなります。
SIMカードとはスマートフォンに差し込む、通信するためのICチップです。とっても小さいカードなんです。
スマホのサイドに1〜2cmのトレイがありませんか?そこに小さなSIMカードが入っています(機種によってはバッテリーケース内)。
格安SIMを利用するなら、このSIMカードを借ります。それをあなたのスマホにセットすることで、通信や電話ができるようになるワケです。
このとき、端末を新しく用意するのではなく、今まで3大キャリアで使ってきたものを再利用しましょう!
そうすることで、月額をかなり抑えられます。
たとえば、新しいiPhoneは10万円前後しますよね。これを24ヶ月で割ると“約4000円”になります。
あなたが今までどおり3大キャリアを利用すると、これからずっとこの4000円を負担しつづけなくてはいけません。
3大キャリアの悪い面として、なぜか25ヶ月目からの料金が素直にマイナス4000円(機種代金分)にならないのです。なぜなら、“機種割”がなくなるからですね。
その結果、なぜか1000円ほどしか割引されません。納得できないですよね……。3大キャリアの頭の良さがわかる、よく出来たシステムだと思います。
ですので、賢く使いたい人は積極的に格安SIMを選ぶワケです。
【格安SIMのメリット③】タブレットに!お得すぎるデータ通信プラン
格安SIMはデータ通信のみのプランが充実しています。通話なしの“データ通信プラン”のことですね。
たとえば、iPadなどのタブレット。通話しないので、通信プランだけでOKですよね?
多くの格安SIMでは月3GBのデータ通信プランは1000円前後です。タブレットさえ用意できれば、月にたった1000円で3GBのデータ通信を楽しめます。
外出先のカフェでYouTubeを見たり、電車内でゆっくりニュースサイトを見たり、のんびりとソファーでゲームをしてもいいですね。
これが1000円だけで実現できます。格安SIMのお得さをたっぷりと感じられる使い方でしょう。
ですので、タブレット購入予定の方は、WiFiオンリーモデルではなく、SIMカードをさせるタイプがおすすめです。格安SIMでより快適にしましょう。
一方、これをドコモで「11インチiPad Pro (64GB)」を実現しようとすると、あまりの料金に驚くかもしれません。
タブレット料金に加えて、データシェアという名目のため、なぜか“2500円”を余分に払わなければいけません。
さらに悲しいことに、この2500円にはデータ容量が含まれないのです。0GBプランというワケですね。
あくまで、親機(iPhoneなど)のデータ容量を分けてもらう。その権利を買っているだけにすぎません。
たとえば、親機のiPhoneで5GBの契約をしていれば、その5GBをシェアできます。その権利がコミコミで2500円なのです。
格安SIMだとシェアなんてわずらわしいことはありません。1000円のデータ通信プランを契約しSIMカードをさせばOK!それだけで快適なタブレット生活を満喫できるワケです。
“データ通信プランの安さ”は、格安SIMの大きなメリットでしょう。
【格安SIMのメリット④】“料金プラン”が多いからピッタリが見つかる!
格安SIMには、多くの料金プランがあります。
1社でたくさんあるというより、格安SIMそのものが500社以上あるからです。会社の選択肢が多いワケですね。
これは利用者にとって大きなメリットです。なぜなら、会社の多さはイコールで“価格競争”につながるからです。
良いサービスが、もっと安くなるワケです。
たとえば、最近大人気の格安SIM LINEモバイルでは、月額ワンコインプランを提供しています。
もちろん端末料金は含まれませんが、上で話したとおり持ち込めばOKです。
1ヶ月間でワンコインということは、1年間で6000円ポッキリですね。一般的な年間通信費は“8〜10万円”ですので、見逃せない節約効果になります。
年間に10万円弱も節約できれば、好きなものがだいたい買えませんか?好きなところに旅行だっていけます。
格安SIMは節約をとおして、ほかの素敵なことを楽しめる選択肢が生まれるのです。
一方の3大キャリアはドコモ、au、ソフトバンクしかなく、2年縛りの関係であまり自由がありません。
決まったプランしかないので、安いプランにする権利がないのです。
日本の通信事業は長いことNTTが独占していたので、価格競争がありませんでした。利用者にとってはネガティヴなことですよね。この伝統を受け継いだのが3大キャリアです。
ですので、正当に決められた料金プランを使いたい方は、格安SIM一択になります。
【格安SIMのメリット⑤】2年縛りなど面倒なルールがない
格安SIMに乗り換えするメリットで、見逃せないのが“2年縛りがない”ことです。
2年縛りとは、破ると違約金を払わなければいけないルールですね。3大キャリアが利用者を囲うために作ったルールです。
2年縛りがないことで、嬉しくなるポイントは2つあります。
ひとつが「ノーリスクでやめられる」ことです。
スマートフォンを使っていると、ほかの通信会社が気になることがあります。魅力的なキャンペーンや、素敵なサービスを知ると変えたくなるはずです。
このとき2年縛りがある3大キャリアだと、“約1万円”の違約金が発生します。そのため、ほかの会社に変えるという発想そのものが生まれません。
結果的に、よりお得なサービスを探そうという気を失くし、3大キャリアに好都合な状況となるのです。
一方、格安SIMだと好きなときに解約できます。一部例外はありますが、基本的に解約金そのものがありません。
ほかに魅力的なサービスを見つけたら、すぐに浮気できます。そうして、自分に最適な格安SIM会社を見つければ良いのです。
どんどん乗り換えしていき、気に入った会社に出会ってください。
もうひとつの嬉しいポイントは「気軽に契約できる」ことです。
上記と内容がかぶりますが、すぐにやめられることは、気軽に契約できることを意味します。
3大キャリアだと一度契約すると、2年以上使わなければいけません。
ですが、格安SIMなら縛りそのものがないので、気に入らなければやめればいいだけです。
ただし、格安SIMでも“音声通話プラン”に限っては、数ヶ月の最低利用期間が設定されている場合があります。
たとえば、最低利用期間が“3ヶ月”なら、3ヶ月目までは違約金がかかってしまいます。格安SIM会社ごと、料金プランごとに異なるので、よく規約をよみましょう。
とはいっても、格安SIMの料金プランはシンプルです。規約についてもわかりやすく、目立つように解説してくれているので、まず見逃すことはないでしょう。
【格安SIMのメリット⑥】オリジナルの嬉しいサービスがある!
最後に紹介する、格安SIMに乗り換えするメリットが「サービスの多彩さ」です。
3大キャリアにはなかった、オリジナルサービスを提供している会社もあります。中でもデータ通信関連はバリエーション豊かですね。
たとえば、mineo(マイネオ)のフリータンク。このサービスはカンタンにいうとシェア機能です。何をシェアするかというと“パケット”です。
これだけ聞くと、家族間シェアなどのありふれたサービスに聞こえるでしょう。
しかし、このフリータンクはなんと「mineo(マイネオ)の利用者全員」とシェアできるサービスになっています。
月末にパケットが足りない……だけど低速はホントに困る!!
この状況って、よくありますよね。そんなとき、mineo(マイネオ)のフリータンクを使えば1GBだけタダでもらえるワケです。
困ったときの1GBはホントに助かりますよね。
格安SIMではこのようなオリジナルサービスを展開しています。ほかの会社に負けないよう、3大キャリアから乗り換えしてもらうための素晴らしい企業努力です。
ほかにもユニークなサービスがたくさんあります。後述するおすすめ格安SIM会社の公式ホームページをぜひご覧ください!
絶対に知っておきたい!格安SIM“5つのデメリット”
ここからは、格安SIMの知っておくべき5つのデメリットを解説します。
格安SIMを使い込んだからこそわかる、乗り換える前に知りたいデメリットを5つ。包み隠さずお伝えします!
【格安SIMのデメリット①】クレカ決済オンリーが多い
まずは決済方法についてです。
格安SIMは3大キャリアと違い、口座引き落としではなく、クレジットカードが必須なところが多いです。
ですので、クレカを持っていない方は格安SIMの選択肢が狭まります。こればかりは仕方ありません。
どうしても格安SIMが使いたい場合は、クレジットカードを1枚作ってください。それだけでほぼ全ての格安SIMに乗り換えできます。
もし、クレジットカードを作りたくなければ、デビットカードでも契約できるサービスもあります。
主要格安SIM会社のデビットカード対応を下表にまとめたので、参考にしてください。
|
デビットカード対応 |
IIJmio |
× |
mineo(マイネオ) |
△(種類による) |
LINEモバイル |
× |
OCN モバイル ONE |
◯ |
UQ mobile |
× |
DMM mobile |
× |
BIGLOBE SIM |
× |
表のとおり、多くの格安SIMでデビットカードは利用できませんが、“mineo(マイネオ)”と“OCN モバイル ONE ”では利用可能となっています。
mineo(マイネオ)ではデビットカードの種類によって使える場合と使えない場合があり、実際に契約段階まで進まなければわかりません。申し込みするときに公式サポートで確認してください。
ちなみにデビットカードは審査なし、最短即日で作れます。クレジットカードを持っていない方は、契約のために作っておくと良いでしょう。
【格安SIMのデメリット②】キャリアサービスが使えない
格安SIMに乗り換えすると、今までキャリアで使っていたサービスが使えなくなります。
たとえばドコモだと、
・キャリアメール(docomo.ne.jp)
・ドコモ払い
が使えなくなります。
キャリアメールをよく使っている方は、代替手段を用意しなければいけません。乗り換えする前にLINEなどの連絡手段を検討しておきましょう。
また、キャリア払い(キャリア決済)のサービスを使っていた方もいるでしょう。格安SIMだと基本的には使えなくなります。
タップひとつでさまざまな決済をおこなえた便利機能ですが、格安SIMではクレジットカードかデビットカードで支払うことになります。
とはいっても、クレカ払いに対応していないサービスは少ないので、そこまで気にする必要はないかもしれません。
【格安SIMのデメリット③】LINEの年齢認証ができない
大人気アプリのLINEですが、格安SIMからの利用では“年齢認証”ができません(一部例外あり)。
年齢認証ができなくて何が困るかというと「ID検索」です。
LINEには“@abcdefg”のような個々の名前(ID)があります。これを検索することにより、友達やお店のアカウントを検索できるワケですね。
ただ、残念なことに格安SIMだとこれが使えません。年齢認証ができない一番のデメリットがこれです。
ですが、LINEはID検索以外に“QRコード”でもアカウントを登録できます。格安SIMに乗り換えたら、このQRコードを利用しましょう。
おそらくですが、LINE側も格安SIMの普及に伴い、年齢認証をできるようにしてくれるはずです。いつになるかはわかりませんが、それまではQRコードでガマンしましょう。
また、例外的にLINEモバイルでは格安SIMにもかかわらず、年齢認証が可能です。契約時に確認をおこなうためです。
どうしてもLINEの年齢認証が必要な方は、LINEモバイルがおすすめです。
【格安SIMのデメリット④】電波強度がキャリアには勝てない
格安SIMの弱点としてあげられるのが“電波強度”です。
結論から言うと、3大キャリアと比べて60〜80%くらいの使用感だと思ってください。格安SIM会社にもよりますが、まったく同じとは言えません。
電波の快適さは道路の混雑(渋滞)と同じです。ひとつのサービスに多くの人が集まると、狭い道は渋滞を起こします。
3大キャリアだと、その道路の幅がとても大きいのです。そのため、人が多くても渋滞が起こりづらくなっています。
ですので、デメリットである“電波強度”を克服するため、道幅が広そうな格安SIMを選びましょう。
後述するおすすめ格安SIM会社は、どれも渋滞しづらい格安SIMです。電波の強さを気にする方は、この中から選んでみてください。
また通話に関しても、格安SIMは3大キャリアよりも少しだけ劣ると考えてください。万全を期すなら3大キャリアが有利でしょう。
特に仕事で取引先と電話するなど、失敗しづらいケースは格安SIMよりも、3大キャリアをおすすめします。
ですが、最高品質ではなく使えればOKという方は、何も気にする必要はありません。普通に通話する分には何ひとつ心配がないからです。
実際に数年間格安SIMを使っていて、困ったことはありません。
【格安SIMのデメリット⑤】キャリアよりサポートが薄い
これは格安SIM会社によりますが、3大キャリアと比べるとサポートが薄いのは事実です。
特に端末の故障対応は3大キャリアが充実しています。高い料金を取られることもありますが、キャリアの店舗に行けばどうにかしてくれます。
一方、格安SIMには基本的に店舗がありません。
何か問題が起きたときにはネットからサポートを受けることになります。
たとえば、LINEモバイルでは“メール”や“チャット”での問い合わせに対応しています。店舗での人による対応はないので、気をつけてください。
ですが、格安SIMの中にも店舗を構えるところもあります。都内だと、mineo(マイネオ)の店舗が渋谷と秋葉原にあります。
どうしても店舗でアフターサービスを受けたい方は、このような店舗ありの格安SIMを選びましょう。
初めての格安SIMだと、店舗ありのほうが安心できます。
後悔しないためのおすすめ格安SIM7選!
続いて、ここまで解説したメリットとデメリットを参考に選んだ、7社の格安SIMを紹介します。
スマホが大好きで、さまざまな格安SIMを4年以上使ってきた経験者が選びました。優れたモノから、褒められないモノまで色々と使ってきた結論です。
初心者の方だけでなく、格安SIMから格安SIMへと乗り換えする方も、ぜひ参考にしてください!
【おすすめ格安SIMその1】IIJmio
「IIJmio」は多くの利用者から信頼されている、格安SIMの老舗ブランドです。
運営方針が一貫していて、会社としての信頼度も高いので、安定したサービスを求める方におすすめできます。
利用している回線は“ドコモ”と“au”の2つで、料金プランがわかれているので、気をつけてください。
IIJmioの基本料金プラン(月額)は下表のようになっています。
|
データ通信専用SIM(タイプD) |
SMS機能付きSIM(タイプD) |
音声通話機能付きSIM(タイプD) |
3GB |
900円 |
1,040円 |
1,600円 |
6GB |
1,520円 |
1,660円 |
2,220円 |
12GB |
2,560円 |
2,700円 |
3,260円 |
人気の“3GBプラン”から、たっぷり使える“12GBプラン”まで、多彩な選択肢が用意されています。タイプDとはドコモ回線を利用したプランです。
たとえば、利用者が多い音声通話機能付きSIM(タイプD)の3GBだと“1,600円”で使えますね。これがドコモだと2倍以上かかります。
また、ほとんど料金は変わりませんがタイプA(au回線)のプランも用意されています。詳しくは公式ホームページをご覧ください。
そのほか、専用アプリ「みおふぉんダイアル」を使うと、通話料金が半額になるサービスがあります。
“20円/30秒”が“10円/30秒”にダウンするため、たくさん通話したい方にはおすすめです。IP電話ではなく電話回線を利用しているので、音質にこだわる人でも安心です。
【おすすめ格安SIMその2】mineo(マイネオ)
ドコモ、au、ソフトバンク、すべての回線を使えるのが「mineo(マイネオ)」です。
中でもソフトバンク回線は扱いが少なく希少性があります。ですが、mineo(マイネオ)をおすすめする理由はそれだけではありません。
“通信の安定性”や“サービスの良さ”が格安SIMの中で、とても評判がいいのです。mineo(マイネオ)を使っているユーザーの満足度は高く、はじめての格安SIMには大変おすすめできます。
そんな大人気格安SIM「mineo(マイネオ)」の料金プランは以下のようになっています。
|
シングルタイプ (データ通信のみ) |
デュアルタイプ (データ通信+音声通話) |
500MB |
700円 |
1,400円 |
3GB |
900円 |
1,600円 |
6GB |
1,580円 |
2,280円 |
10GB |
2,520円 |
3,220円 |
20GB |
3,980円 |
4,680円 |
30GB |
5,900円 |
6,600円 |
こちらは“ドコモプラン(Dプラン)”の料金です。左列がデータ通信のみ、右列が音声通話ありのプランですね。
別途、auプラン(Aプラン)とソフトバンクプラン(Sプラン)がありますが、ほとんど同じ価格です。詳しくは公式ホームページをご覧ください。
左列はタブレットなどで、電話をせずにデータ通信のみでOKな方が対象です。今までどおり、電話もインターネットもしたい方は右列のプランを参照してください。
mineo(マイネオ)での人気プランは、デュアルタイプ(データ通信+音声通話)の3GBと6GBプランです。動画鑑賞など、たっぷりとデータ容量が必要な方は6GBをおすすめします。
また、mineo(マイネオ)にはフリータンクというパケットシェア機能があります。これが大変便利で、カンタンに言うと月末に1GBをタダでもらえる機能です。
もちろん“シェア”ですので、あなたが譲る立場になっても構いません。ユーザー同士、助け合う素敵な機能です。
【おすすめ格安SIMその3】LINEモバイル
アプリの定番“LINE”が運営している格安SIM「LINEモバイル」。LINEアプリと同じく“使いやすさ”で、利用者がどんどん増えてきている格安SIMですね。
若い人でも使いやすい“ワンコインプラン”や、格安SIMの弱点である“LINEアプリの年齢認証対応”など、ユーザーのニーズにしっかりと応えています。
ほかには“SNSのデータ通信量ゼロ”のサービスも、利用者の気持ちをわかっていますね。
「格安SIMに乗り換えるユーザーは、何を求めているか?」
メガヒットアプリを生み出した会社だけあり、このあたりがとっても上手です。
また、LINEモバイルはどちらかというと新しい格安SIMサービスです。これから追加される機能にも注目していきましょう。
LINEモバイルの基本料金プラン(月額)は下表のようになっています。
|
データSIM |
データSIM(SMS付き) |
音声通話SIM |
1GB |
500円 |
620円 |
1,200円 |
3GB |
ー |
1,110円 |
1,690円 |
5GB |
ー |
1,640円 |
2,220円 |
7GB |
ー |
2,300円 |
2,880円 |
10GB |
ー |
2,640円 |
3,220円 |
利用している回線は“ドコモ”と“ソフトバンク”です。
サービス内容に大きな違いは無いので、お手元のスマートフォンによって選んでください。ドコモとソフトバンクユーザーであれば、カンタンに乗り換えられます。
auユーザーは端末を転用するとき、SIMロック解除が必要になりえます。解約手続きの前に済ましておきましょう。
また、公式ホームページには“料金シミュレーター”があり、「はい/いいえ」のクエスチョンに3〜4つ回答するだけで、最適な料金プランを教えてくれます。
格安SIMだと意外とないサービスなので、ぜひ公式ホームページをご覧ください。イメージするより、お得なプランに出会うかもしれません。
【おすすめ格安SIMその4】OCN モバイル ONE
“NTTコミュニケーションズ”が運営する格安SIM「OCN モバイル ONE」。IIJmioと同じく、格安SIMが出はじめたころからある老舗で、ドコモ回線を利用しています。
OCN モバイル ONEの大きな特徴として、データ通信プランのコースを2種類から選べます。ひとつが「日割コース」で、もうひとつが「月単位コース」です。
月単位は“月3GBまで”というごく一般的なデータ容量方式ですが、日割コースだと“1日110MBまで”という変わった方式になっています。
たとえば、月末までにデータ容量を使い切ってしまい、制限をかけられる方。いちいち低速モードにするのが面倒な方は、この日割コースがピッタリでしょう。
決められた1日あたりの容量を使い切り次第、低速モードに切り替わるので、月末だけ不便な思いをすることがありません。利用者次第では、とても使いやすいプランでしょう。
OCN モバイル ONEの基本料金プラン(月額)は下表のようになっています。
|
データ通信専用 |
SMS対応 |
音声対応 |
3GB |
1,100円 |
1,220円 |
1,800円 |
6GB |
1,450円 |
1,570円 |
2,150円 |
10GB |
2,300円 |
2,420円 |
3,000円 |
20GB |
4,150円 |
4,270円 |
4,850円 |
30GB |
6,050円 |
6,170円 |
6,750円 |
スマホアプリはSMSで本人確認を求められがちです。LINEなどを利用するのであれば、SMS対応プランか音声対応プランを選びましょう。
また、OCN モバイル ONEでは「低速大容量コース」という、データ専用プランも用意されています。
速度は500kbpsと制限されているものの、月15GBまで利用できるお得なプランです。料金が1800円とかなりリーズナブルなので、ニーズに合えばぜひ検討してみましょう。
【おすすめ格安SIMその5】UQ mobile
ガチャピンとムックでおなじみの「UQ mobile」。auのサブブランドとして人気の格安SIMですね。
人気の理由は“通信速度”と“豊富な料金プラン”です。
格安SIMのデータ通信速度は、回線強度と利用者数のバランスで決まります。どれだけ回線を整備していても、それ以上の利用者が押し寄せてくるとパンクする(遅くなる)ワケですね。
実はユーザーからすると、UQ mobileはこの点が優れています。その理由は“au回線”を利用しているからです。
ドコモ系やソフトバンク系のユーザーは、SIMロック解除をしないとau回線を使えません。
少し前までは、3大キャリアがSIMロック解除をしてくれなかったので、UQ mobileを使いたくても使えなかったのです。
さらに、UQ mobileはほかの格安SIMと比べるとほんの少しだけ料金が上がります。気になるほどではありませんが、100円でも安く使いたいと選択肢に入りません。
この結果、UQ mobileの回線は競合他社よりも快適になるのです。
ちょっと大袈裟ですが、一般道を横目にスイスイと走る“専用道路”をイメージしてください。ちょっとだけ高くてもいいから、快適さを望む方にピッタリでしょう。
そんな快適なUQモバイルの料金プラン(月額)は下表のようになっています。
|
データ高速プラン |
データ高速+音声通話プラン |
3GB |
900円 |
1,680円 |
無制限(500kbps) |
1,980円 |
2,680円 |
UQモバイルの格安SIMプランは2つあります。ひとつは3GB制限のプランで、こちらが一般的な格安SIMです。
もうひとつが無制限プランで、こちらは通信量が無制限です。そのかわり速度が500kbpsと抑えられています。
また、UQ mobileには新品スマホと通信料金がセットになったプランが用意されています。月1480円から利用できるので、ぜひ公式ホームページをチェックしてみてください。
【おすすめ格安SIMその6】DMM mobile
「DMM mobile」は、さまざまなネットコンテンツを展開している“DMM”が運営しています。
ドコモ回線を利用しているので、ドコモ端末だとSIMロック解除の必要がありません。
DMM mobileの特徴が料金のお得さです。
ワンコインでお釣りがくる“440円プラン”から利用できるので、サブスマホの回線としてもおすすめできます。
DMM mobileの基本料金プラン(月額)は下表のようになっています。
|
データ通信SIMプラン |
通話対応SIMプラン |
ライト(無制限) |
440円 |
1,140円 |
1GB |
480円 |
1,260円 |
2GB |
770円 |
1,380円 |
3GB |
850円 |
1,500円 |
5GB |
1,210円 |
1,910円 |
7GB |
1,860円 |
2,560円 |
8GB |
1,980円 |
2,680円 |
10GB |
2,190円 |
2,890円 |
15GB |
3,280円 |
3,980円 |
20GB |
3,980円 |
4,680円 |
ユーザーの声を聞き、料金プランを細かく分けています。選択の幅が広がり、ピッタリなプランを見つけやすいですね。
もともとドコモを使っていた方だと、月6000〜9000円ほどの利用料金がかかっていたはずです。
これを、同じ回線を使っているDMM mobileに変えるだけで、月5000円ほどの節約が可能です。年間だと6万円ほどですね。
たとえば、中高生のお子さんだと入学から卒業までの3年間で約20万円の節約になります。大学の入学金に当てられるほどの金額です。
大切な仕事でもない限り、ハイスピードな回線は求められませんので、ぜひDMM mobileを検討してください。
もちろん3人家族、4人家族になると効果が3倍、4倍となり、無視できない金額になります。
少しでもコスパ良くスマートフォンを使いたい方は、DMM mobileをおすすめします。
【おすすめ格安SIMその7】BIGLOBEモバイル
最後に紹介する格安SIMが「BIGLOBEモバイル」です。
“BIGLOBE”は30年以上の歴史があるIT系の会社ですね。プロパイダでお世話になった人も多いかもしれません。会社の信頼度でいうと一番でしょう。
BIGLOBEモバイルの基本料金プラン(月額)は下表のようになっています。
|
データ通信のみ |
データ通信+SMS |
音声通話+データ通信+SMS |
1GB |
ー |
ー |
1,400円 |
3GB |
900円 |
1,020円 |
1,600円 |
6GB |
1,450円 |
1,570円 |
2,150円 |
12GB |
2,700円 |
2,820円 |
3,400円 |
20GB |
4,500円 |
4,620円 |
5,200円 |
30GB |
6,750円 |
6,870円 |
7,450円 |
人気プランは“音声通話+データ通信+SMS(6GB)”で、2,150円と格安SIMとしては平均的な価格でしょう。
また、BIGLOBEモバイルには「光☆SIMセット割」という割引サービスがあり、毎月300円お得になります。
割引条件は、BIGLOBEの光回線(ビッグローブ光、フレッツ光)とBIGLOBEモバイルのタイプD(ドコモ回線)を一緒に使うことです。
すでにBIGLOBEの光回線を利用されている方、今まさに自宅の光回線を選んでいる方には、とってもお得なサービスです。ぜひ検討してみてください。
まとめ
ここまで格安SIMのメリットとデメリットについて、
・6つのメリット
・5つのデメリット
・おすすめの格安SIM7選
を解説してきました。
格安SIM会社はたくさんあり、良いモノからそうでないモノまであります。
実際に使ってみないとわからないポイントもありますが、大部分はそうではありません。経験した人にはわかる良し悪しポイントがあります。
ですので、ぜひこの記事を参考にして、あなたにピッタリな格安SIM会社を選んでください!