今使っているiPhone、そのまま使いつつ、できれば携帯の料金も下げたいですよね。
格安SIMを使えば、毎月の通信料を安くすることができます。
もちろんiPhoneでも。
この記事では、月額料金が安くなる格安SIMをiPhoneで利用するための注意点がわかります。
さて、格安SIMでiPhoneを利用する場合、何に気をつけるべきなのでしょうか?
iPhoneがSIMロック解除されているかどうかで使える格安SIMが決まる。
iPhoneを利用する上ではこの点が1番注目すべきことになります。
ここで質問です。
- お手元のiPhoneはそもそもSIMフリー端末(=SIMロック解除をしたものを含む)でしょうか?
- それともSIMロック状態の端末でしょうか?
iPhone6s,iPhone6以降に発売されたSIMフリー端末の場合にはどの格安SIMを使えばいいのかを気にすることはないのですが、
SIMロック状態の場合には利用できない格安SIMがあるので購入するときに注意してください。
SIMロック状態の場合、各携帯キャリアのインフラを利用している格安SIMのみが使えます。
つまりdocomoのSIMロックがかかっているiPhoneでは
docomoの通信インフラを利用した格安SIMを、
auのSIMロックがかかっているiPhoneでは
auの通信インフラを利用した格安SIMを契約する必要があるのです。
SIMロック状態の端末というのは、
通信に使える回線が、そのキャリアでしか使えない
電波帯域(=各社が利用できる電波の範囲のこと)に制限されているのです。
格安SIMについても、どの通信インフラを利用しているかで使える電波帯域が異なるため、
端末によっては使えないものがでてくるのです。
そのため、キャリアから携帯を乗り換えする場合にも、
どこの携帯キャリアで購入した端末なのかということが情報として大切になってきます。
これは各格安SIMの会社が、
各携帯キャリアのインターネット回線の一部を借りて運営しているからなのです。
詳しくは「MVNO関連の記事」をご参照ください。
特にiPhone5以前の端末についてはSIMロック解除の方法がないため、
契約しているキャリアの通信インフラを利用した格安SIMを利用する必要があります。
docomoの端末を使う場合
■DMM.mobile
プラン:通話対応SIMタイプ
月額料金:¥1,140〜
ここがオススメ!:
電話のかけ放題オプションがあり+850円(税抜)で5分以内の音声通話がかけ放題に。
■LINE mobile
プラン:音声通話SIM
月額料金:¥1,690〜
ここがオススメ!:
LINE,instagram,twitterなどの通信量をカウントしない「カウントフリー」や、LINEにトーク上でデータ残量を確認したり、LINEの友達にデータプレゼントすることも可能なので、ソーシャルの利用に困ることはないこと。
■U-mobile
プラン:U-mobile
通話プラス
月額料金:¥1,580〜
ここがオススメ!:
上記にあげたプランは3GBのプランですが、iPhone専用の通信量無制限のプランなら2,980円で利用することができます。
auの端末を使う場合
■mineo
■IIJみおふぉん
softbankの端末を使う場合
■U-mobile
プラン:U-mobile通話プラス
月額料金:¥1,580〜
ここがオススメ!:
今まではSoftbankの場合は格安SIM回線がなかったため、SIMロック解除が必須でしたが、今後は解除をしなくてもよくなります。そのため、SIMロック解除のできないiPhone5でも格安SIMを利用することができるようになりました。
中古のiPhoneの場合通信制限がかかっていることがあります。
中古でiPhoneを購入した場合の注意点として、元の持ち主がまだ端末の支払いを完了していない場合、そのiPhone端末は通信できないように制限がかけられていることがあります。
このような「通信制限がかかっている端末」を「赤ロム」と呼びます。
中古の携帯電話販売店によっては、もし端末が赤ロムだった場合に同機種または同等品との交換保証をしてくれる「赤ロム保証」をしていることがあります。
中古でiPhoneを購入する場合には「赤ロム保証」されるかどうかを確認するようにしましょう。
キャリアからの転出タイミングによっては解約金がかかることがあります。
これはiPhoneに限った話ではありませんが、現在利用しているキャリアから格安SIMへ乗り換える場合は、解約金が発生するかどうかに注意してください。
多くのキャリアは、「2年縛り」と呼ばれる契約期間の制限があります。
契約した月から24ヶ月(2年)ごとに、契約を「無料で」見直しするチャンスが訪れます。これが「更新期間」と呼ばれるもので、それ以外の月に解約などをしようとすると、1万円近くの解約料が取られてしまう制度です。
ただその解約金を払ったとしても、格安SIMへ乗り換えれば月々の氏は以来金額が安くなるケースがほとんどで、元は取れる計算になります。
長い目で見ればお得になるため、一時的に出費が困難という場合以外は、早めに格安SIMに乗り換えすることをオススメします。