年々、CMなどで評判が広がっているワイモバイルは通信業界の立ち位置で言うと従来の携帯電話会社と比べると料金がリーズナブルで、今話題のMVNO系格安SIMと比べると通信速度やアフターサービスに強みがあり「手ごろな値段で品質も良い」と話題になっています。
実際にワイモバイルは格安SIM初心者の方に特におすすめできる携帯電話会社です、ここではそんなワイモバイルがなぜ格安SIM初心者にとって良い選択肢なのかを解説していきます。
そもそも格安SIMや格安スマホってなに?
CMなどでの露出が増えて注目を集めている格安SIMですが「格安SIMが安くて良いとは聞くけど具体的にどんなものなのかは分からない」という方も多いのではないでしょうか。
ワイモバイルのSIMカードについての解説に入る前に、まずは格安SIMと呼ばれるサービスの基本的な部分から理解していきましょう。
元々、携帯電話のような通信サービスはドコモやau、ソフトバンクなどの通信設備を持っている携帯電話会社が提供していたものでした。
今まで携帯電話会社と言えば3~5社程度でしたが、通信設備を持っている携帯電話会社から通信設備を借りて提供する事業者が増えたことで一気に通信サービス事業者が増えました。
通信設備を自社では持たず、大手通信事業者の設備を借り受けていることから利用する大元の通信設備は一緒でも大手キャリアと比べて月々の通信料金を安く提供する事ができ「格安SIM」と呼ばれて話題になっています。
ワイモバイルのSIMは厳密に言うと運営会社がソフトバンクで、そのままソフトバンクの通信設備を利用してサービスを提供している会社なので格安SIMと大手キャリアの中間的な立ち位置にいるSIMですが、月額料金が安いことから格安SIMの括りに入れて良く紹介されます。
格安SIMはその名の通り、基本的にSIMカードだけを自分で契約して大手キャリアで販売されていたようなSIMロックのかかっていない「SIMフリースマートフォン」に挿して利用します。
格安SIMも選択肢が多く自由に選べるものですが、それに合わせてそのSIMカードでも自由に挿して利用することが出来るSIMフリースマートフォンも日本製、海外製を問わずバリエーションが増えています。
大手キャリアで販売されているハイエンドスマートフォンと違い、SIMフリースマートフォンは金額も手ごろで機能も十分に備わった機種が多く「格安スマホ」と呼ばれるようになりました。
ワイモバイルの音声SIMカードって何が良いの?
まずは、ワイモバイルのSIMカードで利用する料金プランの内容と基本的な特徴を解説します。
ワイモバイルのSIMカードで利用する料金プランは「スマホプラン」というプランで通信容量により「S・M・L」の3種類に分かれて利用できます。
従来の携帯電話会社のプランだと通信容量が7GBで固定されてしまったり、低い通信容量のプランを選ぼうとすると毎月の割引が外れてしまいかえって料金が高くなるような状態になるケースが多々ありました。
ワイモバイルではそういった複雑な料金体系がなく非常にシンプルにできているのでSIMカードの契約のような契約ごとが苦手な方にとっても安心して利用できます。
基本的にワイモバイルのプランは通話の基本料金やパケット定額料、無料通話サービスなども全てまとめて1つのプランとなっていて他社の格安SIMと比較すると特徴的なのは「月額料金がリーズナブルなのに無料通話までついている」所です。
ワイモバイルのスマホプランにはデフォルトで10分間までは何回でも無料で通話ができるようになっていて、長電話をする予定がなければ基本料金だけで通話も自由にできるようになっています。
10分以降は通常の通話料金(30秒につき20円)がかかりますが、更に「長電話するから通話料が出ると困る」という場合は追加オプションで「スーパーだれとでも定額」というオプションがあり月々プラス1000円で時間の制限もなくかけ放題で利用することもできます。
他社の格安SIMは共通して自社で直接通信設備を運用していない関係上、かけ放題サービスのようなものにアプリの指定などの制限がある場合が多く、頻繁に電話する場合は基本的にワイモバイルが一番分かりやすくおすすめです。
格安SIMとして他社と比較すると割引を抜いた元々の基本料金はSプランで月額2980円と比較的割高に感じます。
ですが無料通話が簡単に使える事や複数台契約する事で適用される家族割、インターネットと組み合わせて割引が適用されるおうち割もあるため、見積もりを出すと予想を超えて安くなるケースも多々あります。
ワイモバイルのSIMならお店でサポートを受けられる!
ここも格安SIM初心者の方にワイモバイルをおすすめしたい要素の一つですが、ワイモバイルは厳密に言うとMVNOではなくソフトバンクのサブブランドとして展開されている携帯電話会社なのでドコモやau、ソフトバンクのようにキャリアショップの数が豊富です。
それ以外にも問い合わせ窓口が豊富で、その他の格安SIMと比べてサポートが受けやすいという特徴があり「始めてSIMのみの契約にするから不安だ」という方にとって比較的安心できると思います。
更に言うと、ワイモバイルに限らずSIMのみの契約にする場合は端末側のサポートはメーカー対応になるため保証の適応などで苦労するケースも多々あります。
ワイモバイルにはそういった状態が苦手な方のために公式のSIMフリースマートフォンとして「HUAWEI nova lite」という機種をワイモバイルで購入できるようになっています。
この機種は大手キャリアでスマートフォンを購入していた時のように契約する事ができますが、SIMフリースマートフォンでもあるので自由にSIMの挿し替えができるいいとこどりな機種になっています。
この機種の場合はワイモバイルが公式に販売しているスマートフォンなのでSIM以外に端末もワイモバイルショップでサポートが受けられるようになっています。
ワイモバイル公式ストアで買えるオススメSIMフリースマートフォン3選
最後にワイモバイルの公式ストアで買えるSIMフリースマートフォンの中からおすすめしたいスマートフォンを抜粋して紹介します。
ZenFone 3 Lazer
ZenFone 3 Lazerは、SIMフリースマートフォンの中でもとても有名で定番な機種であるZenFoneシリーズの中でも2016年に発売されたモデルです。
元々性能が高く金額も手ごろなことから評判のいいZenFoneシリーズですが、その中でもコストパフォーマンスが特に良く、用途や性能にこだわりがあまりなければ最初の一台として凄くおすすめできる機種です。
ZenFone 4
こちらもZenFoneシリーズです。ZenFone 4は2017年発売のモデルで、3から4に進化した分もちろん3Laserと比べて全体的な性能がアップデートされています。
メモリが6GBもあり基本的な性能はSIMフリースマートフォンの中でも特に高く、カメラも4になってからデュアルカメラに進化するなど総合的に満足できるSIMフリースマートフォンです。
arrows M04
「海外製のスマホって大丈夫なの?」と不安に感じる方におすすめしたいSIMフリースマートフォンがこのarrows M04です。
メーカーは富士通で、もちろん日本製のスマートフォンなので日本寄りの機能が豊富についています。
防水仕様があり耐久性も向上されていて、シニアや機械が苦手な方向けの機能「かんたんセット」やSIMフリースマートフォンでは珍しいおサイフケータイ機能も搭載されてます。
ワイモバイルのSIMを活用して月額料金を節約しよう!
新しいものに興味を持ち挑戦する時は多かれ少なかれ精神的に負担があるもので、失敗を恐れず積極的に挑戦することも仕事を含めた私生活の忙しさから難しくなっている方も多いと思います。
今、大手キャリアのスマートフォンを利用していて「月額料金が高い」と悩んでいる方であれば挑戦にあたって比較的にサポートが受けられやすく便利なワイモバイルのSIMカードはいい選択肢です。
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