DMMモバイルはDMM.comが手掛ける格安SIMです。月額料金が安く、いずれのプランを選んでも業界最安値クラスの安さを誇ります。そのため、DMMモバイルはとにかくスマホ代を節約したい、という人におすすめです。
本記事ではDMMモバイルのメリット・デメリットを解説しています。さらに、実際に使っているユーザーの感想や評価が気になるという人のために、実際にDMMモバイルを利用している筆者の感想と評価も紹介します。
DMMモバイルを検討している方はぜひ参考にしてください。
DMMモバイルのメリット
DMMモバイルには数多くのメリットがあります。まずはDMMモバイルのメリットを解説します。
いずれのプランも月額料金が安い
DMMモバイル最大のメリットは月額料金が安いことです。
DMMモバイルは低速が使い放題のライトプランから大容量の20GBプランまで、全部で10種類もの料金プランが用意されていますが、いずれも月額料金が安いです。
とくに安いのが月1GBのプランで、データ通信専用SIMなら業界最安値の480円(税抜き)で利用できます。税込みでもほぼワンコインでスマホが利用できるなんて、驚きですね。
その他のプランも業界最安値に近い安さです。例えば月3GBのプランはデータSIMだと900円、音声通話SIMだと1,600円が相場ですが、DMMモバイルの3GBプランはデータSIMだと850円、音声通話SIMだと1,500円で利用できます。
とにかく安くスマホを使いたいという人は、一度はDMMモバイルを検討することをおすすめします。
複数のSIMカードでデータ通信量を分け合う「シェアコース」が利用できる
DMMモバイルでは通常のプランのほかに、最大3枚のSIMカードでデータ通信量を分け合える「シェアコース」が用意されています。
SIMカードを別々に契約するよりも月額料金が安くなるので、家族で格安SIMに乗り換えたい人や、サブ端末やタブレットでもデータ通信を利用したいという人に向いています。
ただし、シェアコースを1~7GBプランで利用する場合は別途SIM追加利用料300円/月がかかります。そのため、シェアコースを使うならデータ通信量は8GB以上を選ぶのがおすすめです。
DMM光とのセット割がある
DMMモバイルを、DMM.comが提供している光回線「DMM光」とセットで利用すると、「モバイルセット割」が適用され、DMM光の月額料金が500円割引されます。
自宅のインターネットがDMM光だという人は、スマホもDMMモバイルにするとお得です。
SNSフリーオプションでLINEやSNSが使い放題になる
DMMモバイルには「SNSフリー」というカウントフリーオプションが用意されています。
SNSフリーを利用すると、月額250円でLINE、Twitter、Facebook、Facebook Messenger、Instagramの5つのサービスがデータ通信量を消費せず使い放題になります。
例えばLINEとSNSで5GB、その他で2GBのデータ通信を利用するとします。SNSフリーオプションを使わない場合は最低でも7GBのプランを契約しないといけませんが、SNSフリーを利用すれば3GBのプランで済みます。
DMMモバイルの場合、通話対応SIMの7GBプランは2,560円、3GBプラン(1,500円)+SNSフリー(250円)にすれば1,750円なので、月額810円も節約できる計算です。
LINEやSNSのヘビーユーザーなら、SNSフリーオプションを使うことでスマホ代を大幅に節約できるので、SNSフリーの利用を検討しましょう。
利用料の10%分のDMMポイントが貯まる
DMMモバイルを利用すると、利用料の10%分のDMMポイントが毎月貯まります。貯まったポイントは動画視聴やDMMGAMESのアイテム購入、DVD/CDレンタルなど、DMM.comの各種サービスに使えます。
普段からDMM.comのサービスを利用している人ならスマホを利用するだけでDMMポイントが貯まるのでお得ですね。
ただし、DMMモバイルで手に入るDMMポイントは有効期限があります。有効期限を過ぎると利用できなくなるので、貯まったポイントは早めに消費しましょう。執筆時点のポイント有効期限は3か月に延長されています。
速度切り替えとバースト転送に対応
DMMモバイルは速度切り替えに対応しており、好きなタイミングで高速通信と低速通信を切り替えられます。低速通信中はデータ通信量を消費しないので、うまく活用することでデータ通信量を節約できます。
さらに、低速中にはバースト転送に対応しています。バースト転送は低速中でも最初の読み込みに高速通信が使える機能です。
バースト転送があるのでSNSや音楽ストリーミング、カーナビアプリくらいであれば低速時でも問題なく使えます。
DMMモバイルのデメリット
数多くのメリットがあるDMMモバイルですが、1つデメリットがあります。とくに低速通信をよく使うという人は注意が必要です。
低速通信時は直近3日間の速度制限あり
DMMモバイルは高速通信中は直近3日間の速度制限がありません。そのため、プランごとに決められたデータ通信量を使い切らない限りは速度制限がかかりません。
しかし、低速通信時には直近3日間で366MB以上のデータ通信を利用すると、一時的に速度制限がかかってしまいます。低速通信時に速度制限にかかるとさらに速度が遅くなるので、それだけは絶対に避けたいです。
低速通信中は3日で366MB以上使うことはあまりないかもしれませんが「速度制限にかかる可能性がある」ということは頭に入れておく必要があります。
DMMモバイルはバースト転送に対応しており低速通信でも音楽ストリーミングやラジオくらいであれば快適に使えますが、長時間使いすぎないように気を付けましょう。
DMMモバイルを実際に使ってみた感想・評価
ここまで、DMMモバイルのメリットとデメリットを紹介しました。DMMモバイルがどのような特徴を持っているか、分かっていただけたでしょうか。
しかし、メリットとデメリットだけ言われても分からない、実際に利用しているユーザーの感想や評価が知りたいという人もいるでしょう。
そこで、実際にDMMモバイルを1年以上利用している筆者の、DMMモバイルを使ってみた感想と評価を紹介します。
月500円でスマホが使えるのはお得
DMMモバイルを利用していると、やはり月額料金の安さに驚きます。
以下の写真はDMMモバイルを利用している筆者の実際の請求画面です。筆者は1GBのデータ通信専用SIMを利用していますが、月額料金は518円(プラン料金480円+消費税38円)となっています。
データ通信専用SIMは音声通話SIMより月額料金が安いとは言え、スマホが月500円弱で利用できるなんて驚きです。
1GBだと動画視聴やSNSを使うとすぐに使い切ってしまいますが、LINEやメールがメインのライトユーザーなら1GBでも問題ありません。
電話ができる音声通話SIMでも1GBなら月額1,260円で利用できます。月額料金の安さを重視するなら、DMMモバイルはかなりおすすめです。
低速通信は快適だが速度制限が気になる
DMMモバイルは専用アプリもしくは公式サイトから高速通信と低速通信を切り替えられます。バースト転送にも対応しているので、低速でもSNSなら読み込みは速いですし、音楽ストリーミングの再生もスムーズです。
しかし、DMMモバイルは低速時に直近3日間で366MB以上のデータ通信を行うと速度制限がかかります。そこまで厳しい制限ではないものの、やはり意識してしまいますね。
低速通信を思う存分使いたい、という場合は速度切り替えとバースト転送に対応し、なおかつ直近3日間の速度制限がない格安SIMを選んだほうが良いでしょう。
スマホを安く使いたいならDMMモバイルがおすすめ
今回はDMMモバイルのメリット・デメリットと実際に使ってみた感想・評価を紹介しました。
DMMモバイルは月額料金が安いのが最大のメリットです。ワンコインで使える1GBプランはもちろん、それ以外のプランも業界最安値クラスなので、どのプランを選んでもスマホ代を大幅に節約できる可能性があります。
DMM光とのセット割があったり、利用料の10%分のDMMポイントが還元されたりと、すでにDMMのサービスを利用している人ならより一層お得です。