今やAppleとも肩を並べるHUAWEIから、2018年夏モデルとして「HUAWEI P20 lite」が登場しました。ハイエンドモデルの「Pシリーズ」として登場したからには、ユーザーの期待に120%応えてほしいところです。
では、さっそく「HUAWEI P20 lite」について7つのポイントを見ていきましょう。この記事を読む事で、あなたは「HUAWEI P20 lite」がなぜ人気なのか?その秘密を知ることができます。
HUAWEI P20 liteの基本スペックはこちら
まずはHUAWEI P20 liteの基本スペックを確認しましょう。
OS |
Android 8.0 |
CPU |
HUAWEI Kirin 659 |
メモリ(ROM) |
32GB |
メモリ(RAM) |
4GB |
外部メモリ(最大) |
microSDXC(256GB) |
バッテリー容量 |
3000mAh |
横×縦×厚み |
71.2×148.6×7.4(mm) |
画面解像度 |
2280×1080 |
重量 |
145 g |
画面サイズ |
約5.8インチ |
インターフェース |
Type-C |
SIMサイズ |
nanoSIM |
機種本体のてっぺんからつま先まで最先端の技術が使われています。個人的な感想だとミドルクラスの高性能スマホを探している方には、まさにコレといったスペックですね。約3万円という値段を考えても、これ以上を求めるのは少し酷かもしれません。
実際に使ってみたところ、歴代の「Pシリーズ」同様に使いやすさと性能のバランスは「さすがHUAWEI」と舌を巻くほどでした。
ここからは上記表の詳細を含め、「HUAWEI P20 lite」が愛される7つの理由をレビューや使った上での評価も交えながら見ていきましょう。
【理由1】HUAWEI P20 liteの頭脳を支える「EMUI8.0」がすごい
はじめにスマートフォンの使い心地を決める、OS/CPU/メモリから紹介・レビューしていきましょう。HUAWEI P20 liteがコスパ最高クラスと言われるのはこの3点がキモなのです。しっかりチェックしていきます。
HUAWEI P20 liteのOSはAndroid 8.0(EMUI8.0)です。このEMUI8.0とは、HUAWEI独自のユーザーインターフェース(以下、UI)で、直感的な操作ができる好評なUIです。感想としてはわかりやすさが前面に出ていてとても好印象でした。何をしたいかさえ明確にしておけば、その機能を探すことはとても容易でしょう。
CPUはHUAWEI Kirin 659というミドルクラスの中では高性能なもので、コストパフォーマンスとしては最高レベルの評価を受けています。使ってみると、4GBもあるメモリ(RAM)と相まってかなりのサクサク感に驚きます。
メモリ(ROM)は32GBで大きな容量はいらないユーザーなら十分でしょう。もし、足りないなら外部メモリ(microSDXC)で補うこともできます。増設できるメモリは256GBと大容量で、これだけあれば写真はもちろんのこと、動画もたっぷり保存できます。標準的な動画サイズが1分あたり150MBですので、1920分もの動画が保存できることになります。256GBのSDカードを使えるというのは評価ポイントでしょう。
【理由2】ガラスボディがつくる「美しさ」と「持ちやすさ」の両立
HUAWEI P20 liteのサイズは横71.2mm、縦148.6mm、厚み7.4mm(約5.8インチ)です。iPhone8のサイズが横67.3mm、縦138.4mm、厚み7.3mm(約4.7インチ)ですので、サイズに対する画面の大きさはHUAWEI P20 liteの圧勝です。
実際に手にした感想としては「片手でもなんとかフリックできる」といったサイズ感で、大きすぎる感覚はありません。これは多くの人が評価できるポイントでしょう。女性でも扱えるこのサイズをチョイスしたHUAWEIのセンスを感じられます。
また、ベゼルを極限まで減らしたディスプレイ、約5.8インチのちょうど良い画面サイズ、美しい2.5Dガラスボディは見た目のクールさを一層引き立てます。
カラーバリエーションは「クラインブルー」「サクラピンク」「ミッドナイトブラック」の3種類です。特に「クラインブルー」と「サクラピンク」はその色彩の良さからケースの装着をためらうほどです。美麗フォルムのスマートフォンあるあるですよね。
重量は145gとなっており、このサイズのスマートフォンとしては平均的な重さとなっています。持った感触としても、特に重さを感じることはありません。各所にある商品レビューでもこの点のマイナス意見はほとんど見られませんでした。
【理由3】一眼レフに迫った「ダブルレンズカメラ」の実力
HUAWEI P20 liteの高い評価を支える特徴のひとつが「抜群なカメラ性能」でしょう。
SNSに画像をアップしたい人、デジタルカメラの代わりとして本格的に使いたい人など、様々なニーズに応えられる設計となっています。では、詳しくレビューを見ていきましょう。
メインレンズ(背面) |
約1600万画素 |
サブレンズ |
約200万画素 |
F値 |
2.2 |
フラッシュ |
あり |
背面カメラにはダブルレンズを採用しています。このおかげで画質を維持したまま、様々なアクションを可能にしています。F値(絞り値)は2.2で画素数は約1600万画素。これは一眼レフのようなボケ感を出すには十分なスペックです。感想としては、背景をぼかした写真はこんな簡単に撮れるものなんだと驚きました。
また、4in1ライトフュージョン技術により少し薄暗い場所でも撮影が可能です。その他、逆光のオートモード、ベストなフラッシュ光で撮ることができるLCDスクリーンフラッシュなど、その豊富な撮影機能もポイントでしょう。
メインレンズ(前面) |
約1600万画素 |
F値 |
2.0 |
画角 |
約78° |
前面カメラは、背面のメインレンズと同じで約1600万画素のレンズが採用されています。F値も2.0とボケを出すことが容易で、さらに約78°というアングルの広さ、インテリジェント・マッピング(顔面認識)、光影の調整ができる3Dレタッチ機能など美しい写真が撮れる機能が満載です。
自撮りや友達とのツーショットなど、様々なシーンで活躍してくれることは間違いないでしょう。ここもかなりの評価ポイントといえます。HUAWEI P20 liteはカメラがすごいという感想・レビューが多いのにも頷けます。
【理由4】HUAWEIのスマホは電池持ちが良い
電池の容量は3000mAhと、このサイズのスマートフォンとしては平均的です。電池の持ちに関しては、HUAWEIが「独自の電力配分技術によりバッテリーの持ちが良くなっている」と公言している通り、たしかに3000mAhにしては良いです。今までのPシリーズでもそうでしたが、HUAWEIのスマートフォンは電池の持ちが良いのかもしれません。
また、充電(インターフェース)がType-Cという点はユーザーとして大きなメリットでしょう。最近どんどん増えているこのType-Cは、使い勝手がとても良く充電が早い優れものです。
一番の特徴は9V/2Aの高電圧急速充電や高速通信ができるという点でしょう。このおかげで、ちょっとした空き時間に数十%もの充電ができるなどの評価やレビューもあり、実際にそういう感想を持ちました。
【理由5】汎用性の高いnanoSIMを採用している
HUAWEI P20 liteの対応SIMは「nanoSIM」で、ごく一般的なサイズとなっています。nanoSIMに対応していないプランや業者はほとんどありませんので、格安SIMを契約しての使用を考えている方でも全く問題ありません。安心してください。
また、SIMは2つ挿入することはできますが、いわゆるデュアルSIMとしては使えません。さらに、この場所はメモリを増やすためのSDカードの挿入場所にもなっているため、たいていの人はSIMひとつ、SDカードひとつといった使い方になるでしょう。
【理由6】顔認証・テザリングなどの機能も充実している
ここまで主要機能について見てきましたが、HUAWEI P20 liteには他にも素晴らしい機能があります。この点も評価が高い要因ですね。ひとつずつレビューをしていきましょう。
無線LAN規格 |
802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth |
Bluetooth4.2 |
ロック解除 |
顔認証 |
テザリング |
あり |
おサイフケータイ |
なし |
無線LAN規格(Wifi)はacという高速規格、Bluetoothも最新の4.2という省電力・安定性に優れた規格を採用しています。
その他にもロック解除には顔認証(約0.8秒で解除)、テザリングもOKとハイエンドクラスのスマートフォンが持つ機能までカバーしています。高性能なiPhone8と比べても、HUAWEI P20 liteが持つ機能は決して見劣りしていません。
【理由7】HUAWEIのメーカーとしての信頼性が高い
理由の7つ目として、HUAWEI P20 liteを作っている会社「HUAWEI」について知っておきましょう。機種を選ぶ上で、メーカーの信頼性は大きな理由になると思うのです。
この会社は1987年に中国の深センで生まれました。誕生して30年以上の老舗企業ということですね。HUAWEIはスマートフォンだけでなく、CPUなどの重要部品をメーカーに提供している企業としても有名です。昔使っていた携帯電話には、もしかするとHUAWEIのCPUが使われていたかもしれませんよ。
近年、スマートフォンの出荷数は世界3本の指に入っており、2017年に至ってはApple社を抜いて2位になっています。世界でも評価が高い優良企業ということです。
特にスマートフォンの品質は折り紙つきで「HUAWEIの商品なら大丈夫」と世界中に多くのファンを抱えています。YouTubeにもPシリーズのレビュー動画がとても多く上がっていますね。
もしかすると、Apple社が今もっともライバル視している企業かもしれません。個人的な感想では、今後の動きがとても気になるメーカーのひとつです。
HUAWEI P20 liteの評価のまとめ
ここまで「HUAWEI P20 lite」の機能・スペックについて、個人的な感想を含め7つの選ぶべき理由を紹介してきました。
- OS/CPU/メモリ
- 外観・持ち心地
- カメラ性能
- 電池持ちの良さ
- nanoSIMの採用
- 顔認証などの副機能
- メーカーとしての信頼性
この7つのどれも、スマートフォンでは妥協したくないポイントでしょう。「HUAWEI P20 lite」はこの全てを兼ね備えた、2018年夏モデルの中でもかなりオススメの1機種です。世界的にも高評価のレビューが多いのも頷けますね。